堀内院長当院の院長はとても口ベタで優しそうですが本当に勉強家でなかなか厳しいところがあります。休日はほとんど歯科治療の勉強会に行かれています。出来るだけ患者さまの歯を残そうと勉強を続けておられます。先日も歯の根っこの勉強会に参加され、早速実践されていました。たいへん地味ではありますが、目に見えないところの大切さを良く知っておられる院長です。30Apr2014岸和田 スタッフスタッフブログ
メインテナンス 3精密に作られた修復物でもミクロのレベルでは歯の表面との境目にどうしても段差ができます。つまり、全く滑らかな面よりは歯垢がたまりやすい環境になります。この部分に歯垢がたまると歯肉に炎症が起きます。つまり、歯肉炎になり、腫れて出血しやすくなります。この状態を放置しておくと症状が進んで歯周病になります。歯周病になると歯肉の腫れだけではなく、炎症が骨に波及します。そして最終的には骨が破壊され、歯肉が痩せたような状態になります。さらに歯周病が進むと歯がグラグラして来ます。これは骨の破壊が進み、支えている骨が減るからです。27Apr2014岸和田 スタッフスタッフブログ
メインテナンス 2冠をかぶせた歯は、通常見えている部分を全て覆うことになるので、基本的には中の歯は表面に出て来ません。保険で奥歯に金銀パラジウム合金の冠を入れると銀色になるので、金属をかぶせた歯が虫歯になるなんて想像出来ませんよね。しかし、冠をかぶせたマージンの下は歯根の表面があり、そこに歯垢がたまるとやはりそこから虫歯になります。このような、修復物の境界にできる虫歯を2次カリエスと呼びます。虫歯治療で神経が取られていると虫歯になっても痛みを感じません。これが虫歯になってもひどくなるまで放置される一因であり、物が詰まるとかくさい臭いがするとか、自覚症状が出てきたときにはすでに手遅れになっていることが少なくありません。13Apr2014岸和田 スタッフスタッフブログ
メインテナンス 1週に1回歯医者に通って数ヶ月、やっと歯の治療が終わってほっとした、と思ったら、「次回は3ヶ月後に来てください」と言われて「終わったんじゃあなかったの❓」と疑問を持たれた方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれません。しかしそのようなことを言う歯医者はむしろ良心的だと思ってください。なぜなら歯の修復物は、違和感がなくともやはり異物であるためにいつかは劣化してダメになる可能性があるからです。修復物は劣化により、割れたり変色したり、あるいは合わなくなったり、いつかはトラブルが生じます。その原因は、多くの場合修復物が入っている患者さんの自己管理にもあります。そして、きちんと自己管理出来ているかをチェックするのがメインテナンスです。13Apr2014岸和田 スタッフスタッフブログ